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症状

野球肘

野球肘

投球動作の繰り返しによっておこる障害であり、小学生~中学生に多く、ピーク年齢は11歳12歳。

投げすぎ、投球フォームの問題、筋力不足、柔軟性(可動域)の問題など様々な問題が重なって発症する。

少年野球での発生率は20%、野球経験者の50%はなんらかの肘の痛みを経験すると言われています。

野球肘は3つのタイプに分けられる

  • 内側型
  • 外側型
  • 後方型

内側型

  • 内側上顆炎・骨端線離開・裂離骨折(13歳~14歳頃に多い)
  • 鉤状結節剥離骨折(15歳~16歳頃に多い)
  • 内側側副靭帯損傷(17歳以上)
  • 尺骨神経障害

年齢に伴う骨の成長により内側支持機構の最脆弱部位が異なるため、発症部位に年齢差があります。

外側型

  • 離断性骨軟骨炎(OCD)
  • 橈骨頭障害
  • 滑膜ひだ障害

離断性骨軟骨炎は少年野球の2%に発症するといわれており、進行すると骨の形態が変わり肘が伸ばせなくなります。すぐには症状が出ずに1年ほど無理し続けて症状が現れることもあります。慢性的に肘の痛みを訴えていたらレントゲンやエコーでの検査を早めにしておきましょう!

後方型

  • 肘頭骨端線離開
  • 肘頭疲労骨折
  • 肘頭窩インピンジメント

高校生以上で発症することが多い。

投球フォームの問題

  1. 身体の開きが早い
  2. 身体が前に突っ込む
  3. 肘が下がる

身体の開きが早い

ワインドアップ期で片脚立位姿勢が崩れてしまうと体幹が反った状態となり、足をついたときに胸を張りすぎてしまい、より多く体幹を回旋させないと投球できないため早期から回旋が起こってしまう。身体が反ってしまうと肩関節の外転もうまくできず、肘も下がりやすい。

身体が前に突っ込む

後期コッキング期から加速器にかけて、腕が外旋して身体が前に倒れてしまうと腕が後ろに残ってしまい、肩・肘に過剰なストレスがかかってしまう。加速期にかけて骨盤が並進していくが、骨盤の動きが作れないときは股関節が屈曲して身体が曲がってしまう。

肘が下がる

投球側の手がトップからリリースまでの間に、肩関節が90°以下になる状態をいいます。トップで上がっていたとしてもリリースまでに90°以下なら肘下がり。加速期で肩・肘に過剰なストレスがかかります。早期コッキングで肩甲骨の動きが悪く十分に腕が上がらないと外旋もできないため肘が下がります。また、肩の内旋可動域が低下している場合も内旋の代償により肘を伸展させてしまうため、肘が上がらなくなってしまいます。

拝島メディカル接骨院の施術

拝島メディカル接骨院では野球肘や投球障害に対して、痛みの出ている部位を詳細に確認し、必要であればエコー画像で確認しています。

炎症期や痛めてる場所にもよりますが、初期の投球制限も大事になってきます。

早期で投球を開始できるように回復を早める微弱電流やハイボルテージ治療、可動域や筋力チェックで原因となる筋や関節を特定しながらEMSや手技で施術していきます。

投球フォームが改善されないと、安静で炎症や病態が回復しても再度故障の原因となります。痛む部位だけでなく全体の可動域、筋力チェックが必要となるため、施術も全体に施していきます。

投球障害・野球肘でお困りの方は拝島メディカル接骨院へご相談ください🙇

【日本整形外科学会が提唱する投球制限】

  • 小学生:1日50球、週200球以下
  • 中学生:1日70球、週350球以下
  • 高校生:1日100球、週500球以下

拝島メディカル接骨院
昭島市松原町4-14-10 万世ビル2F
(JR拝島駅南口 徒歩1分)
TEL 042-519-6235

受付時間
日祝
9:00 ~ 12:00
14時まで
15:00 ~ 19:30

 

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