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症状

シンスプリント(MTSS)

シンスプリント
shin splints

シンスプリントとは

シンスプリント(shin splints)は、コンクリートなど下腿面でのランニングや足底金の過負荷によって誘発される下腿の違和感と定義され、主に脛骨後内側部(すねの内側)の真ん中辺りから内くるぶしの上あたりまでに痛みが出ます。シンスプリントは通常、特に運動が活発な人や運動の変化が急激な場合に起こりやすいです。

原因

シンスプリントの原因としては、下腿屈筋の筋膜の炎症、下腿骨膜の炎症、下腿屈筋の筋内圧の上昇などが考えられているが、一定の見解を得ていないため、米国ではmedial tibial stress syndrome:MTSSと呼ばれており(一つの疼痛性症候群として扱われている)、ランニング障害の10~15%を占め、すべてのスポーツ種目での下腿障害の60%を占めるという発生頻度の高い症状です。

症状

初期には下腿に運動後の痛みが出現し、悪化すると運動中や階段などでも痛みが出現してきます。症状が進むにつれ圧痛(押した痛み)も強くなっていき、激痛になります。以下の4つの時期に分類されます。

Grade1:運動後の痛み
Grade2:運動前後に痛みはあるがスポーツ活動に支障はない
Grade3:運動前・中・後に痛みがあり、スポーツ活動に支障がある。
Grade4:痛みが強く、安静時にも持続した痛みがある。スポーツ活動は不可能。

痛くても我慢してプレーをしていると、脛骨が疲労骨折を起こすこともあるため、早めのケアが必要となります。
痛みが出やすい状況としては
1. 過度な運動:特に走り込みが不足している状態から急激な運動量の増加がある場合。
2.足部の過回内:足をついた際に足首が内側に倒れてしまうと、内側の筋腱に過剰なストレスが加わるため炎症を起こしやすくなります。
3. 不適切な靴やランニングフォーム:サイズの合っていない靴や、かかとが柔らかい靴、芯がなくねじりやすい靴などは足への負担が大きいため、痛みを起こしやすくなります。適切なサイズと幅の靴を履くことで症状が軽快することも多いです。
4. 硬直した筋肉: 脛骨周辺の筋肉や組織が硬直している場合は、痛みを起こしやすくなります。

拝島メディカル接骨院の施術

拝島メディカル接骨院のシンスプリントに対する施術は、痛みが出ている部位へはハイボルテージ、立体動態波、微弱電流を使い、痛み炎症を和らげていきます。
硬くなった筋に対して筋膜リリース、テーピングによる負担の軽減。立位や運動時の足の使い方、バランスチェックを行い、エクササイズやストレッチ指導を行います。
足のアーチ(土踏まず)が低下したり、足が内側に倒れている(足部の過回内)症状がある場合は、インソールが効果的です。

痛みが強い場合(Grade3、4)安静が必要となります。痛みはあるが運動はできる場合(Grade1,2)は運動後のアイシング、圧迫、挙上を行い、痛みの強くならない範囲でストレッチや、予防のトレーニングでしっかりとケアしていきましょう。

シンスプリント(下腿の骨膜炎)でお困りの方は拝島メディカル接骨院にご相談ください。

LINEでご予約

拝島メディカル接骨院
昭島市松原町4-14-10 万世ビル2F
(JR拝島駅南口 徒歩1分)
TEL 042-519-6235

受付時間
日祝
9:00 ~ 12:00
14時まで
15:00 ~ 19:30

MTSSの病態分類(Oakes/2012)

Ⅰ型:脛骨遠位端の圧痛、顕性化すると脛骨中位から遠位3分の1の前内側表面に皮下骨膜炎や水腫を生じる
(ランニングのプッシュオフフェーズにおいて、腓腹筋とヒラメ筋の両頭の収縮による脛骨の屈曲モーメントによって引き起こされる骨膜炎)

Ⅱ型:脛骨後内方線上の疼痛と圧痛で、主に脛骨後内方線上の協会に付着するふくらはぎ後面の筋区画の強い深筋膜に起因するが、FDLの脛骨起始部にも起因する
(近位におるヒラメ筋と腓腹筋の強力な作用の起始部と連動した深筋膜の脛骨付着部の緊張が原因の付着部炎)

Ⅲ型:熱心な中距離ランナーや、成長が完了せずBMD(骨密度)が低い未成熟骨にみられる上記2つのタイプの組み合わせ

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