尺骨神経障害(野球肘)
尺骨神経障害は野球肘で見落とされやすい症状の一つで、コッキング後期からアクセレーション期に肘の内側に痛みが出ることが多いです。内側上顆の痛みなどと鑑別が必要となります。
また野球以外にも中高年の労働者にも多くみられる。
痛い部位は肘の内側上顆(肘の内側の骨)より上腕側に痛みがあり、ピンポイントで押すと痛みがあります。
症状
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- 肘内側の痛み
- 尺骨神経領域(小指側)の感覚低下
- 小指深指屈筋・小指対立筋・尺側手根屈筋の筋力低下
- 進行すると小指球筋、拇指内転筋、骨間筋の萎縮を呈する。
原因
頸部から出た神経は鎖骨の下、わきの下を通り尺骨神経となり肘の内側から小指の方まで続きます。
尺骨神経は腋窩(わきの下)・上腕三頭筋部・前腕屈筋部・手首で絞扼(締め付け)されやすくなっています。
神経は筋肉の隙間を通り指先まで続いているため、筋肉や関節が硬くなり神経がスムーズに動けなくなると痛みや痺れとして症状が出てきます。
検査
- Tinelテスト
- Fromentテスト
- エガワ徴候
- 肘屈曲テスト などの疼痛誘発テストを行います。
鑑別として内側上顆炎、胸郭出口症候群、頚椎症性神経根症などの整形外科テストも行います。
拝島メディカル接骨院の施術
尺骨神経のツッパリ感を感じてもらいながら、原因となる筋肉、関節を特定していき、手技による筋膜リリースや関節の調整、立体動態波やハイボルテージ治療により痛み、痺れを軽減していきます。尺骨神経の絞扼部位だけでなく、筋膜のつながりにより頚椎・肩関節・肩甲骨・胸椎・腰椎・股関節の影響を受けていることが多く。お身体全体の可動域も同時に施術していきます。
尺骨神経障害でお困りの方は拝島メディカル接骨院にご相談ください🙇
2024.02.16
野球肘
野球肘 投球動作の繰り返しによっておこる障害であり、小学生~中学生に多く、ピーク年齢は11歳12歳。 投げすぎ、投球フォームの問題、筋力不足、柔軟性(可動域)の問題など様々な問題が重なって発症する。 少年野球での発生率は20%、野球経験者の50%はなんらかの肘の痛みを経験すると言われて...
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