猫背
不良姿勢の代表格【猫背】とはどんな状態か、また身体にはどんな影響があるかをご説明します。
猫背とは
背骨が正しい位置よりも前方に湾曲している姿勢のことを指します。
一般的に、背中が丸くなり、肩が前に落ちている状態を指します。
さらには、頭部が前方に突き出し、胸とお腹近づくように縮んでいるような姿勢になります。
最近ではパソコン作業、スマートフォンやタブレット、ゲームなどを行なうために長時間同じ姿勢でいることが多くなり、長時間の不良姿勢が続くことで猫背になり姿勢が悪くなってしまう方が多くいらっしゃいます。
姿勢の悪さは、骨格にゆがみを生みだします。骨格がゆがむと、健全な筋肉や関節に負担がかかり、腰や膝・肩や背中の痛みなどの症状が起こりやすくなります。関節や筋肉だけでなく、内臓も圧迫された状態となり、内臓機能が低下していきます。
このように猫背の状態が続くと、背中や首、肩の筋肉に負担がかかり、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。そのため、正しい姿勢を保つことが重要です。
原因
- 筋肉の弱さ
- 筋肉の柔軟性
- 背骨の可動性
- 悪い姿勢の習慣
- ストレス
筋肉の弱さ
背中や腹部の筋肉が弱いと、正しい姿勢を保つのが難しくなります。
特に腹部の腹横筋・腸腰筋が弱くなると、腹圧が高められずに前に倒れてしまいます。
腹圧とは腹腔(上は横隔膜、下は骨盤底筋、前は腹横筋、後ろは多裂筋で構成されているお腹の空間)をぎゅっと締めることにより、お腹の内圧を高め、前から支えてくれる姿勢保持のための身体の構造の一つです。
風船をお腹に抱えて膨らますと身体が起こされるのをイメージするとわかりやすいです。
筋肉の柔軟性
猫背の場合巻き肩にもなっています。
胸の筋肉(大胸筋、小胸筋)が縮まったまま固まり、胸を張れなくなっています。
頭の位置も首の筋肉(胸鎖乳突筋)で前に引っ張られた状態ですので、顎を引けません。
背骨の柔軟性
上記のような状態が続くと、筋肉だけでなく、関節も硬くなってきてしまい、悪化していくと背骨自体の変形や、椎間板の減少やヘルニアなどが起こりやすくなります。
悪い姿勢の習慣
悪い姿勢を習慣的にしていると、いい姿勢のポジションがわからなくなります。
座る時のポジションは座骨が一番出っ張ったところで座れなくてはなりませんが、坐骨の後ろや、仙骨で座っている方もいます。
ストレス
ストレスも少なからず姿勢に影響します。
ストレスは自律神経を乱し、呼吸も浅くなります。呼吸が浅くなると身体のpHは酸性に傾き、筋膜などを硬くしてしまいます。
また気分的にも胸を張りたい気分ではなくなってしまいます。
猫背は単なる美容上の問題だけでなく、健康にも影響を与えることがあるため、早めに対処することが重要です。
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2024.01.17
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