交通事故で同乗していた家族も補償される?
夏休みやお盆休みには、家族で車に乗って旅行や帰省へ出かける機会が増えます。
もし交通事故に遭ったとき、運転者だけでなく、助手席や後部座席にいた家族が首や腰を痛めることがあります。
その際によくあるのが、
「夫が運転していたので、妻や子どもは補償されないのでは?」
「相手のいない自損事故だから、同乗者の治療費も自己負担になる?」
「自賠責保険と人身傷害保険のどちらを使うの?」
という疑問です。
結論からいうと、同乗者は原則として交通事故の被害者にあたり、家族という理由だけで補償対象外になるわけではありません。
ただし、車の所有関係、事故状況、過失割合、任意保険の契約内容などによって、利用する保険や補償範囲が異なります。
同乗者は原則として交通事故の被害者
自賠責保険は、自動車事故によって他人を死傷させた場合の人身損害を補償する制度です。
日本損害保険協会は、自賠責保険の補償範囲について、原則として相手方と同乗者の人的損害が対象になると説明しています。
同乗者が運転者の夫・妻・子どもであっても、家族という関係だけを理由に対象外になるわけではありません。
傷害の場合、自賠責保険では被害者1人につき120万円を限度として、治療関係費、休業損害、慰謝料などが補償対象になります。
他の車と衝突した場合
相手車両の過失によって事故が発生した場合、同乗者は相手車両の自賠責保険や対人賠償保険へ請求することが考えられます。
乗っていた車の運転者にも過失がある場合は、両方の車両側に賠償責任が生じる可能性があります。
どちらの保険会社が治療費を一括して対応するか、被害者請求を行うかなどは、事故状況や保険会社の対応によって変わります。
国土交通省によると、加害者側から賠償を受けられない場合、被害者は加害者が加入している自賠責保険会社へ直接請求できます。国土交通省・損害賠償を受けるときは
相手のいない自損事故の場合
運転ミスによってガードレール、電柱、壁などへ衝突した単独事故でも、同乗者が補償対象になる場合があります。
この場合、同乗者は、運転者や車の保有者に対する被害者として、乗っていた車両の自賠責保険や対人賠償保険などを確認します。
ただし、同乗者自身がその車の所有者・運行供用者に該当する場合などは、自賠責保険上の「他人」と認められず、対象外になる可能性があります。
単に助手席や後部座席に座っていたという事実だけでは判断できないため、車の名義、使用実態、事故時の状況を保険会社へ正確に伝えることが大切です。
運転者自身のケガはどうなる?
自損事故を起こした運転者自身は、自分が運転していた車の自賠責保険から補償を受けることはできません。
運転者自身のケガについては、契約内容に応じて次の保険を確認します。
- 人身傷害保険
- 搭乗者傷害保険
- 自損事故保険
- 相手車両に過失がある場合は相手側の保険
日本損害保険協会も、自賠責保険では補償されない運転者自身の自損事故について、自損事故保険などが対象になると案内しています。日本損害保険協会・自動車保険
自賠責・人身傷害・搭乗者傷害の違い
| 保険 | 主な対象 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 自賠責保険 | 相手方や同乗者などの被害者 | 人身損害を補償。傷害部分は被害者1人につき120万円まで |
| 対人賠償保険 | 法律上の賠償責任を負う相手 | 自賠責保険の限度額を超える損害などを補償 |
| 人身傷害保険 | 契約内容に応じて運転者・同乗者・家族 | 実際に生じた損害を保険金額の範囲内で補償 |
| 搭乗者傷害保険 | 契約車両の運転者・同乗者 | 契約で定められた基準により保険金を支払う |
| 自損事故保険 | 自損事故でケガをした運転者など | 人身傷害保険に補償が含まれる商品もある |
同じ事故でも、複数の保険が関係する場合があります。重複して全額受け取れるとは限らないため、保険会社に確認しましょう。
子どもが同乗していた場合の注意点
子どもは痛みの場所や程度を正確に伝えられないことがあります。
事故直後は泣いた後に落ち着き、普段どおり遊んでいるように見えても、時間がたってから次のような変化が現れることがあります。
- 首や背中を動かしたがらない
- 頭痛や吐き気を訴える
- 食欲がない
- 寝つきが悪い
- 抱っこや着替えを嫌がる
- いつもより機嫌が悪い
- 車に乗ることを怖がる
頭を打った可能性がある、意識がぼんやりしている、繰り返し吐く、強い頭痛がある場合などは、速やかに医療機関を受診してください。
同乗者が事故後に行うこと
1.警察へ連絡する
軽い接触事故や自損事故でも、まず警察へ連絡します。同乗者に痛みや違和感があることも伝えてください。
2.同乗者全員を記録する
運転者だけでなく、同乗していた家族全員の氏名、座っていた位置、シートベルトやチャイルドシートの使用状況を確認します。
3.拝島メディカル接骨院へ相談する
警察への連絡後、早めに当院へご相談ください。事故状況と症状を確認し、必要な手順をご案内します。
4.整形外科で診断を受ける
当院では必ず整形外科をご紹介します。事故から受診までの期間が空くと、症状と事故との関係を説明しにくくなることがあります。
5.保険会社へ連絡する
同乗者も受診すること、受診予定の整形外科と接骨院名を保険会社へ伝えます。
6.記録や書類を保管する
診断書、領収書、通院交通費、保険会社との連絡内容などを保管しましょう。
整形外科と接骨院は併用できます
交通事故後は、整形外科で医師の診断や画像検査を受けることが重要です。
一方、接骨院では、むち打ちによる首・肩・背中の緊張、腰痛、関節の動かしにくさなどに対して、状態に合わせた施術を行います。
整形外科で定期的に経過を確認しながら、接骨院で施術を受けることは可能です。ただし、保険会社へ事前に連絡し、併用する医療機関と接骨院を伝えておきましょう。
拝島メディカル接骨院の交通事故対応
拝島メディカル接骨院では、交通事故に遭ったご本人だけでなく、同乗していたご家族の相談にも対応しています。
- 整形外科で約15年間のリハビリ経験
- 延べ75,000人以上の施術経験
- 必ず整形外科をご紹介
- 整形外科と接骨院の併用をサポート
- 保険会社への伝え方をご案内
- 必要に応じて弁護士をご紹介
- 夜21時まで受付
- 拝島駅南口徒歩1分
昭島市、福生市、あきる野市、瑞穂町周辺で、ご家族が同乗中の交通事故に遭われた方は、お早めにご相談ください。
FAQ
家族が運転していた事故でも、同乗者は補償されますか?
家族という理由だけで対象外になるわけではありません。同乗者は原則として被害者ですが、車の所有関係や運行への関与などによって判断が変わる場合があります。
自損事故でも同乗者の治療費は補償されますか?
乗っていた車両の自賠責保険、対人賠償保険、人身傷害保険などが利用できる可能性があります。契約内容と事故状況の確認が必要です。
運転者も自分の車の自賠責保険を使えますか?
原則として使えません。運転者自身のケガは、人身傷害保険や自損事故保険などを確認します。
子どもに痛みがなければ受診しなくてもよいですか?
事故直後は症状をうまく伝えられないことがあります。衝撃があった場合や普段と違う様子がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
整形外科と接骨院の両方に通えますか?
併用は可能です。保険会社へ両方に通院することを伝え、整形外科で定期的に診断を受けながら施術を進めることが大切です。
家族旅行中の交通事故では、運転者だけでなく、同乗していた夫・妻・子どもの症状や補償についても確認が必要です。
「自損事故だから対象外」
「家族だから補償されない」
と自己判断せず、警察への連絡後、まずは拝島メディカル接骨院へご相談ください。
必ず整形外科をご紹介し、保険会社への伝え方や通院の進め方も一緒に整理します。
拝島メディカル接骨院
拝島駅南口徒歩1分
夜21時まで受付
昭島市・福生市・あきる野市・瑞穂町からもご相談いただけます。
拝島メディカル接骨院
昭島市松原町4-14-10 万世ビル2F
(JR拝島駅南口 徒歩1分)
TEL 042-519-6235
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