夏のサンダルでかかとが痛い?朝の一歩目に注意したい足底腱膜炎
夏になると、通勤や買い物、旅行などでサンダルを履く機会が増えます。
手軽で涼しいサンダルですが、履き始めてから、
「朝起きて最初の一歩で、かかとがズキッと痛む」
「長く座った後、歩き始めに足裏が痛い」
「しばらく歩くと楽になるが、翌朝また痛む」
といった症状を感じていませんか?
このような痛みは、足底腱膜炎(足底腱膜症)でみられる特徴の一つです。
サンダルだけが直接の原因とは限りませんが、靴底が薄い、クッション性が少ない、かかとが固定されないといった履物で歩く時間が増えると、足裏への負担につながることがあります。
足底腱膜炎とは?
足底腱膜は、かかとの骨から足の指の付け根に向かって広がる強い組織です。
歩行時の衝撃を吸収し、土踏まずのアーチを支える役割があります。歩く、走る、立ち続けるといった動作によって繰り返し負担が加わると、かかとに近い付着部分を中心に痛みが起こることがあります。
「足底腱膜炎」という名称が一般的に使われていますが、長く続く症状では、単純な炎症だけでなく、組織の細かな損傷や変性が関係している場合もあります。
足底腱膜炎でみられやすい症状
次のような症状がある場合は、足底腱膜への負担が考えられます。
- 朝起きた直後の一歩目でかかとが痛む
- 長時間座った後、立ち上がると足裏が痛む
- 数分歩くと痛みが少し和らぐ
- かかとの内側から少し前方を押すと痛い
- 長時間歩いた後や運動後に痛みが強くなる
- 裸足で硬い床を歩くと痛い
- 片方の足をかばって歩いている
米国整形外科学会も、起床後や長く休んだ後の最初の数歩で生じる痛みを、足底腱膜炎の代表的な症状として挙げています。
ただし、かかとの痛みには疲労骨折、神経の圧迫、アキレス腱周辺の障害など、別の原因もあります。症状だけで自己判断しないことが大切です。
なぜ朝の一歩目が痛むの?
寝ている間は足に体重がかからず、足底腱膜やふくらはぎ周辺がしばらく動いていない状態になります。
そこへ起床後、急に立ち上がって体重をかけると、足底腱膜が引き伸ばされ、負担のかかっている部分に痛みを感じることがあります。
歩いているうちに少し楽になる方もいますが、痛みがなくなったわけではありません。
「動けば治まるから大丈夫」と長期間放置すると、歩き方が変わり、反対側の脚、膝、股関節、腰などへ負担が広がることもあります。
夏のサンダルが足裏の負担につながる理由
1.靴底が薄く、衝撃が伝わりやすい
底の薄いサンダルでは、硬い地面からの衝撃が足裏やかかとへ伝わりやすくなります。
夏休みの旅行やレジャーで普段より歩く距離が増えると、負担が蓄積しやすくなります。
2.かかとが固定されない
かかとを固定するストラップがないタイプでは、サンダルが脱げないように無意識に足の指へ力を入れて歩くことがあります。
その結果、普段とは異なる歩き方になり、足裏やふくらはぎが疲れやすくなる場合があります。
3.クッション性やアーチの支えが少ない
平らなサンダルは、足のアーチを支える構造やクッション性が少ないことがあります。
扁平足や足のアーチが高い方、長時間の立ち仕事をする方は、履物の影響を受けやすいことがあります。
4.サンダルで急に歩く距離が増える
足底腱膜炎は、履物だけで起こるものではありません。
旅行、帰省、イベント、買い物などで急に活動量が増えることも大きな負担になります。特に普段あまり歩かない方が、サンダルで長時間歩く場合は注意が必要です。
サンダルを選ぶときのポイント
夏にサンダルを履いてはいけないわけではありません。足への負担を考え、用途に合わせて選びましょう。
- 靴底に適度な厚みとクッション性がある
- かかとをストラップで固定できる
- 土踏まずを支える形になっている
- 足の指がサンダルからはみ出さない
- サイズが大きすぎず、小さすぎない
- 歩いても足の中でサンダルがずれにくい
近所への短時間の外出と、旅行や観光などの長時間歩行では、履物を使い分けるのがおすすめです。
たくさん歩く日は、クッション性があり足全体を固定できる運動靴も準備しておきましょう。
自宅でできる負担軽減のポイント
痛みが強くなる活動を減らす
まずは長時間の歩行、ランニング、ジャンプなど、痛みを強くする活動を一時的に減らします。
痛みを我慢して歩き続けると、回復に時間がかかることがあります。
裸足で硬い床を歩き続けない
フローリングなどの硬い床では、かかとに直接衝撃が加わります。室内でもクッション性のある履物を活用しましょう。
ふくらはぎを無理なく動かす
ふくらはぎの硬さは、足底腱膜にかかる負担と関係します。
壁に手をつき、痛い側の脚を後ろへ引いて、かかとを床につけたまま身体を前へ移動します。ふくらはぎが心地よく伸びる範囲に留め、痛みが強くなる場合は中止してください。
起き上がる前に足首を動かす
朝すぐに立ち上がらず、布団やベッドの上で足首をゆっくり上下に動かしてから、少しずつ体重をかけてみましょう。
強く揉む、痛みを我慢して伸ばす、ゴルフボールなどを強く踏みつけると、かえって症状が強くなる場合があります。
このような場合は早めにご相談ください
- 朝の一歩目の痛みが数日以上続いている
- 以前より痛む時間が長くなっている
- 仕事や家事、通勤に支障が出ている
- 痛みをかばって歩き方が変わっている
- かかとに腫れや熱感がある
- 何度も同じ痛みを繰り返している
転倒後に急激な痛みが出た、体重をかけられない、安静にしていても強く痛む、しびれや感覚低下がある場合は、骨折や神経障害などを除外するため、早めに整形外科を受診してください。
拝島メディカル接骨院で確認すること
拝島メディカル接骨院では、痛むかかとだけでなく、次のような点を確認します。
- 足底腱膜周辺の圧痛
- 足首の動き
- ふくらはぎの柔軟性
- 足のアーチや左右差
- 立ったときの重心
- 歩行時の足の着き方
- 膝や股関節の動き
- 普段使用している靴やサンダル
- 仕事やスポーツでの活動量
院長は整形外科で約15年間リハビリに携わり、延べ75,000人以上の施術経験があります。
身体の状態に合わせて施術やセルフケア、履物の選び方をご提案し、画像検査や医師による診断が必要と考えられる場合は、整形外科をご案内します。
拝島駅南口から徒歩1分のため、昭島市をはじめ、福生市、あきる野市、瑞穂町方面からも通院しやすい立地です。
よくあるご質問
足底腱膜炎は歩いていれば自然に治りますか?
歩き始めると一時的に痛みが和らぐことはありますが、負担が解消されたとは限りません。痛みが続く場合は、活動量や履物を見直し、身体の状態を確認しましょう。
サンダルを履くのを完全にやめる必要がありますか?
必ずしも完全にやめる必要はありません。短時間の使用に留める、かかとを固定できるタイプを選ぶ、長時間歩く日は運動靴に替えるなど、用途に合わせた使い分けが大切です。
インソールを使用すれば改善しますか?
インソールが足裏の負担軽減に役立つ場合はありますが、足の形や歩き方に合わないものでは十分な効果を得られないこともあります。靴との相性を含めて確認することが必要です。
足裏を強く揉んでもよいですか?
強い刺激によって痛みが悪化する可能性があります。痛みを我慢して揉んだり、硬いボールを強く踏んだりせず、心地よい範囲に留めてください。
接骨院へ相談してもよい症状ですか?
はい。足首の動き、足のアーチ、筋肉の柔軟性、歩き方などを確認できます。骨折などが疑われ、画像検査や診断が必要な場合は整形外科をご案内します。
朝の一歩目の痛みを放置しないでください
足底腱膜炎は、かかとだけの問題ではなく、足首の動き、ふくらはぎの硬さ、足のアーチ、歩き方、活動量、履物など、複数の要因が関係します。
「夏だからサンダルで足が疲れただけ」
「歩いているうちに楽になるから大丈夫」
と我慢せず、痛みが続く場合は早めに身体の状態を確認しましょう。
拝島メディカル接骨院では、一人ひとりの状態と生活環境に合わせて、施術とセルフケアをご提案します。
拝島駅南口徒歩1分。昭島市・福生市・あきる野市・瑞穂町周辺で、かかとや足裏の痛みにお悩みの方は、LINEまたはお電話からお気軽にご相談ください。
拝島メディカル接骨院
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(JR拝島駅南口 徒歩1分)
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