症状

股関節痛(Hip pain)

2024.08.14

こんな症状でお悩みではありませんか？

✅歩くだけで股関節に痛みが走る
✅階段の上り下りがつらい
✅立っていると股関節が痛い
✅あぐらや正座が出来ない
✅座る・立つ動作で股関節が痛む
✅病院で変形性股関節症と診断を受けた
✅病院で手術をした方がいいと言われた

股関節の構造と痛み

股関節は寛骨（腸骨、恥骨、座骨）の寛骨臼というくぼみに大腿骨がはまるように形成された関節のことをいいます。

この関節の形状は球関節とも呼ばれボールジョイントのような構造から他の関節にはない自在な動きが可能な関節です。球関節は肩関節と股関節に分けられ、肩関節に比べ可動性は劣るものの、その分安定性が高く、関節の間は強靭な靭帯で補強されている為、大きな負荷には耐えられる構造になっていて、体重を支え重心を保ちながら複雑な動きや姿勢を可能にするのが股関節の役割となっています。ゆえに股関節は腰や膝などと同様に常に大きな負荷がかかる関節でもあります。

股関節痛の中でも最も代表的な症例が「変形性股関節症」です。

変形性の関節症は関節に負荷がかかり続け、関節の軟骨が摩耗したり、軟骨の下の骨まで削れてしまった状態を言います。変形が進むと痛みも強く、庇うように身体をねじって歩いたり、股関節本来の自在な動きが出来なくなってしまいます。

股関節痛においては整形外科で「変形性股関節症」と診断を受けることが多いですが、実は股関節の痛みは関節からではなく筋肉から発生していることが多いのです。
多くの方がまず病院に行かれると思いますが、病院での診断はほぼレントゲンによる画像診断です。
画像診断で把握できるのは骨と関節の状態で筋肉の状態はわかりません。
ここで関節の状態（変形して関節の広さが狭くなっているかなど）と痛みの原因が一致すればよいですが、レントゲンで異常がなく痛みがある場合、根本の原因の特定に至らないケースがとても多いのです。

股関節を痛める原因としてはこの股関節周りの靭帯や筋肉に何らかの影響があって痛みが出るものや、動かしすぎ、または動かさなすぎによっての痛み、先天性の病気によるものなど、はっきりとした原因や症状がわからない場合が多くあります。

股関節痛がでたらまずは何が原因で痛くなったかしっかりと把握することが大事です。

拝島メディカル接骨院の施術

当院では、カウンセリングや触診、徒手検査などを用いて痛みの原因を正しく突き止めることから始めます。
触れてみて、動かしてみて、痛みの変化を診ながらしっかりと原因を突き止めた上で施術を行います。

初来院時に約20分の時間をかけてカウンセリングや検査を行うのもその理由からです。

股関節の慢性的な痛みは、骨や関節に原因があるのではなく、筋肉に起因することも多いです。
股関節痛が筋肉(トリガーポイント)から特定できた場合は、その筋肉の緊張を緩ませるため、手技での施術を行いながら、トリガーポイントを解消します。
股関節痛の原因の筋肉はどれも大きな筋肉です。手技施術だけでは筋肉の深いところに刺激が入らないため、トリガーポイントが筋肉の奥深くに存在する場合は